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REDSニュース|OB岡野雅行さん、文化シヤッター(株)主催イベントに参加[NEWS]|レッズプレス!!

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OB岡野雅行さん、文化シヤッター(株)主催イベントに参加[NEWS]



浦和レッズのプレミアムパートナーである文化シヤッター株式会社(=東京都文京区)が主催する『文京サッカーカンファレンス2019 岡野雅行×岩政大樹スペシャルトークショー supported by 文化シヤッター』が2月16日(土)17時から、同社2階の文化シヤッターBXホールで開催された。

ゲストは、浦和レッズOBで、現在J3ガイナーレ鳥取代表取締役GMを務める岡野雅行さん。進行役は、鹿島アントラーズOBで昨季限りで選手生活から退いた岩政大樹さんが務めた。

今回、『文京区からサッカーの魅力を発信!』という目的で同社が企画し、地元の文京区民だけではなく、ゲストのお二人の所属クラブのサポーターや、サッカーファンが集まり、同じ時間を過ごした。

第1部では、今季のJ1・J2・J3リーグの展望を、第2部では、同日午後に埼玉スタジアム2○○2で開催されたゼロックススーパーカップの試合分析が行われた。「戦術」や「戦術」を遂行する上で基礎となる「ボールの置きどころ」「角度」など、具体的な言葉と、ホワイトボードにあるマグネットを動かしながらの2人の熱いトークに、参加者は真剣な表情で聴き、質疑応答の時間ではサッカーの指導にあたる方からの質問など活発に意見がかわされた。

参加者の中には埼スタから駆けつけた方も多く、厳しい分析にも大きくうなずいていた。

岡野さんは「自分は、何も考えていなさそうで考えてプレーしていた選手」と言って会場の笑いを誘うと、浦和レッズ、ヴィッセル神戸時代を振り返って「自分は、どうしてもサイドに流れるタイプだったので、サイドのラインに対して、ボールをどこに置くかとか、どのような角度でボールの持つかという点に注意を払っていた。角度を変えるだけでも、相手はボールを奪いに行けない。(ゼロックススーパーカップでの)家長選手(=家長昭博)がうまかったが、ちょっと角度を付けるだけで(浦和レッズは)守りにくかったはずだ」と話した。

たまたま同社のホームページを見て、イベントを知ったというご夫婦の奥様は「私はサッカーに詳しくはない。サッカーが好きな主人に誘われて参加したが、岡野さん、岩政さんが丁寧に言葉で分かりやすく説明してくれたので、選手が瞬時に何を考えているのかなどを知り、サッカーを観たいと思えた。とても充実の内容だった」と話した。

岩政さんは、選手時代にオズワルド オリヴェイラ監督と仕事をした。「(今回のトークイベントの内容は)僕自身、喋りたかったことだが、(進行役として)岡野さんのサッカーに対する考え方をいろいろと引き出すことができ、話をしていただけたので、観ている方にとっては非常に良かった。選手たちが感覚的にやっていたり、プレー面で意識していることを、言葉にすると、一般の方たちにとっては「そうなんだ!」ということが多く、それを引き出せると、選手に対してやサッカーに対する見方が変わることがある」と振り返った。

イベントの最後には、ガイナーレ鳥取や文京区を中心とする東京ユナイテッドのグッズ、今季のJリーグ公式球などが当たる抽選会が実施された。

さらにイベントは、同ホールのホワイエに場所を移し、岡野さん、岩政さん、文京区・成澤廣修区長、そして文化シヤッター株式会社の潮崎敏彦代表取締役社長を囲み、ドリンク・軽食を頂きながらの記念撮影会などが実施され、参加者の皆さんは大満足の表情。

サッカー愛に包まれた、アットホームなイベントになった。

同イベントはボリューム満点の内容だが、参加は無料。ホールやホワイエというスペースを提供し、主催した文化シヤッター株式会社の潮崎敏彦代表取締役社長は「(社会貢献は)企業にとって、一番大事なこと。(今回のゲストの二人のトークは)一流の方は、サッカーを「言葉」にするという面でも長けているなと感じた。経験もあり、さまざまな戦略を知る中で、冷静に総合的に解説されていた。選手時代も、同じ考えのもとでプレーしていたのだろう。こうしたイベントを通じて、サッカーを好きだと思っていただける機会が増えればうれしい。今回、これだけの方が集まって下さった。また、企画したい」と語った。

浦和レッズに対しては「絶対に優勝してもらいたい。(イメージキャラクターでもある)西川周作選手などGKに頑張ってもらい、シャットアウト(完封で)、シャッターをおろしてもらいたい」と強く願った。




(c)REDS PRESS