back

REDSニュース|浦和レッズが今季の新加入選手記者会見を実施|レッズプレス!!

top
浦和レッズが今季の新加入選手記者会見を実施



埼玉スタジアム2〇〇2のボールルームでは、新ユニフォームの発表会に続き、新加入選手の記者会見が行われた。

会見には中村修三ゼネラルマネージャーを筆頭に、杉本健勇、山中亮輔、鈴木大輔、汰木康也、岩武克弥、石井僚、池高暢希、大城蛍の8名がトレーニングウェア姿で登壇した。(エヴェルトンは欠席)

中村GMは今回の補強について、「オズワルド・オリヴェイラ監督が就任し、レッズに不足していた勝利への執念、戦うベースを植え付けてもらった。ここからは1シーズンを通して、安定したチーム作りとリーグとACLの優勝に向けてスタートしたい。この目標達成のために2チーム分の戦力を揃えた」と語った。

また、前線での働きが期待されている杉本健勇は「圧倒的な得点力がなければタイトルは取れないので、貢献したい」と意気込んだ。

Jリーグの歴史上、リーグとACLの両タイトルを獲得したチームはいまだない。

この高い壁を超えるための大きな一歩がスタートする。

≪池高暢希≫
荻原選手や橋岡選手を追い越せるように頑張りたい。ポジションは出られるところで活躍したい。自分は攻撃的な選手だが、サイドバック、サイドハーフ、フォワードでも結果を残せるようにしたい。

(目標について)橋岡選手がスタメンを取っているので、憧れだし勝てるように頑張る。自分は北海道出身で札幌と対戦するときはアウェイでも応援してくれる人がいる。ベンチに入れたらいい。

(大槻毅ヘッドコーチについて)「ここからだ」と言われている。思い切ってやるだけ。今、ユースでやっている選手に活躍する姿を見せたい。貪欲さやアイデアを評価されて上がってきたので、アピールしたい。

(橋岡選手からアドバイスは受けた?)「ユースで通用したことがトップでは通用しない」と体験した人から聞けたので準備できた。

(試合に出るためにどのようなことが必要?)走り切ることや質の部分はこだわらないと出られない。ポジショニングなども意識していきたい。また練習に参加させてもらう中で、興梠選手のアイデアだったりキープをたくさん見て、自分のモノにしたい。


≪大城蛍≫
会見で言おうと思った言葉がでなかった(苦笑)。ここからスタートする実感があった。

(地元・沖縄の応援について)沖縄の人に後押ししてもらい、トップに昇格ということで少し恩返しできたので、試合に出場して頑張りたい。地元でキャンプができるのは嬉しい、たくさんの知り合いも来てくれるので頑張りたい。

(昨季はベンチ入りもあったが?)ここからトップの一員になるので、ベンチ入りして出場機会を増やしたい。

(ポジションを取るために必要なことは?)日々の練習をしっかり行うことで、阿部選手や槙野選手のプレーを見て学んで、盗めるところを盗んで自分のモノにしたい。

(目標について)一番近くで見ている槙野選手が憧れ。中学から憧れていたので一緒にプレーできるのは嬉しい。

(どのポジションで勝負したいか?)監督が使ってくれるところで自分を出して頑張りたい。自分は球際やヘディング、守備面で評価されていると思う。ボランチだったら攻撃に参加して点も取れることが長所。


≪石井僚≫
ここからが厳しい世界だとユースの監督に言われた。

(どのようなプレーでアピールしたいか?)西川選手と被るが、キックに自信があるのでもっと精度を高めて勝負したい。身長が191センチで触れるボールも多いと思うので、武器にしたい。

(自身のプランについて)1年目は環境に慣れて自分のレベルを上げる。2年目には勝負したい。

(目標について)海外ではマンチェスター・ユナイテッドのダビド・デヘア選手。国内なら西川選手が憧れ。

(GKコーチが浜野氏になるが)一度ゴールキーパーキャンプで一緒にやらせてもらった。熱い方で、自分は静かなのでもっと自分を出せるように力強く学びたい。自分は予測があまりできない。上に行くには予測ができるようにならないといけない。


≪岩武克弥≫
改めてプロになったので身が引き締まる思い。まずは対人に強いところ見せて、上がって点に絡むプレーを見せたい。即戦力で取ってくれているので、結果を残せるように頑張りたい。

(先輩の柴戸選手について)たくさん声をかけてくれた。頑張ろうと話している。

(プロでの手応えについて)途中、(浦和に)練習参加できない時期も大学でしっかり練習を積めている。自信もある。やれてもやれなくても積み上げをして行くだけ。

(大分ユース時代にはJ2リーグ戦にも出場したが、明治大の4年間でパワーアップした部分は?)体重も10キロ近く増えて、揉まれて、凄い先輩を見てきたことで成長につながった。

(大分ユースの先輩である西川選手について)練習参加した時、声をかけて気を使ってくれた。地元も大分なので一緒に試合に出て活躍できればいいと思う。


≪汰木康也≫
(目標について)そういった選手はいないが、同じタイプの原口選手や関根選手は試合を通して愛されていたと思う。自分もみんなに愛されるようにチャレンジしたい。

(浦和について)マリノスのジュニアユースのとき、ボールボーイで試合を見て刺激を受けて圧倒された。

(ポジションについて)山形でウイングバックをして幅が広がった。ただ、守備の課題が出た。真摯に取り組まなければいけないが、攻撃は誰にも負けないと思っているので、どちらも一流になれる意識でいたい。

(浦和からのオファーが来たときはどのような心境だった?)シーズン中に浦和のスタッフが見に来ていると話があった。モチベーションになったし、実際に話をもらい、驚いた方が先だった。

(山形の木山監督からはどのような言葉があった?)電話をもらって、「自分の決めた道だからチャレンジしてこい」と言われた。

(茂木選手の存在について)心強い。浦和のサッカー以外にもアドバイスをもらった。本当に良い奴。最初はどんどん頼っていきたい。阪野選手とか山岸さんからも連絡があった。それがあったことで沖縄での自主トレ(柏木との合同練習)で仲良くなれた。


≪鈴木大輔≫
背番号の数だけタイトルを取りたい。決断は自分の中で考えて、新しいチャレンジというところで選んだ。自分がこの先どうなりたいか。浦和というビッグクラブに身を置くことで一皮むけると自分の人生を考えるようにしている。

周りの目を気にした決断を取りがちになるので、この先にどうなりたいかを考えた時に、厳しい環境に身を置いて自分を理解しつつ成長できると思った。

(ポジション争いについて)同じポジションに日本トップクラスの選手が揃っている。簡単に出られると思っていない。一からポゼッションを争い、仲間と連係するために周りの選手の特長を理解して、自分の特長も理解してもらい、試合に出られるようにアピールしたい。

(オリヴェイラ監督のサッカーについて)どのように勝つか、自分が学びたい。そのためにリーダーシップを発揮する。個人的にチーム勝たせるリーダーシップを学べると思う。

(リーグ、ACLのタイトルについて)自分は両方のタイトルを取ったことはない。今シーズンは絶好のチャンスだと捉えている。

(赤のユニフォームについて)スペイン時代は赤を着ていたので違和感はない。浦和のユニフォームに袖を通した時に胸が熱くなった。自分が対戦してプレッシャーを感じていたユニフォームに自分が袖を通して気持ちが高揚した。

(背番号4について)偉大な先輩方が付けてきた番号。浦和の4番は得点力もあり、大事なところで試合を決めている。自分の4番像を作って、それが新しい4番だと認めてもらいたい。


≪山中亮輔≫
レッズのユニフォームを着てワクワクしている。早く試合をしたい。日本一のクラブ、日本一のサポーターの下でプレーできる喜びを感じたい。簡単に試合に出られると思っていないし、厳しい競争が待っているので、勝って活躍できるように頑張りたい。マリノスに残っていればプレーする機会は約束されていたと思うが、甘えることなくレベルアップするために、この移籍を決断した。ここで活躍できればJリーグでは突き抜けた存在になれる。チームで活躍することしか考えていない。

(ポジションについて)システムがどうなるか分からない。左サイドだと思うので、活躍できるようにキャンプからアピールしたい。

(浦和レッズを選んだ理由は?)すべてが日本一。サッカーも人間性も素晴らしい、サポーターも日本一。活躍して上に行ければ、代表だったりがつながってくるので選んだ。

(周囲へ相談したか?)色々と相談した。個人的にはこの決断が間違っていなかったと思えるように浦和で活躍したい。ACL出場も大きな要因。

(仲が良い選手は?)五輪の時に岩波選手とは一緒だった。長澤選手とは食事に一緒に行く仲。あとは鈴木選手が仲良くさせてもらっている先輩なので心強い。

11月のキリンチャレンジカップで代表デビューして、インパクトある仕事をしたが、ケガをしてアジアカップに選ばれなかったことで浦和に来れた。アジアカップに行っていたらこの移籍はなかったと思うので、運命的なものも感じている。あの舞台に戻れるように、このチームでしっかりやりたい。代表のレベルは高かったが、浦和の選手もそのレベルにいると思う。その環境の中で日々練習できることも(移籍の)要因。


≪杉本健勇≫
このクラブでプレーしたい。シンプルにそれだけ。クラブの歴史を聞いても楽しみだった。

(浦和の魅力について)このスタジアムが好きで、サポーターも凄い。以前は自分たちのホームでもアウェイのように思った。それだけ声援を感じていた。移籍するならが海外か、国内ならば浦和しか考えていなかった。今回は自分自身で決めようと(周囲に)相談しなかった。この移籍に関していろんな意見もあるが、自分の決めた道を信じて行くだけ。期待してくれているファンもいて嬉しかった。活躍したい。

(浦和のFW陣について)自分が望んでここに来た。競争は激しいが、一緒にプレーすることもあるので、自分にないものを吸収して成長していきたい。

(リーグとACLのタイトルを目指すことになるが?)自分の初タイトルはこの埼スタ。2年前、カップ戦の2つ。どうしてもリーグのタイトルは一番欲しい。4つ狙えるタイトルがあるので目指すつもり。リーグとACLを取ったチームがないので、目指したい。

(14番をつけるにあたり、ユースコーチの平川さんに連絡はした?)電話で挨拶させてもらった。14は昔から好きでクライフが好きだった。番号が空いていて、平川さんはレジェンドとしてクラブの歴史を作ってきた方で重みもあり迷ったが、他の人が付けて後悔するなら自分が付けたいと思った。平川さんの魂を引き継いで行きたい。平川さんは「付けてくれて嬉しい」と言ってくれた。

(個人としての目標は)点を取ることが求められている。具体的に数字は決めたくない。タイトルを取るためには圧倒的な得点力がなければ取れないので貢献したい。

(プレーするのが楽しみな選手は)ほとんど知っている。槙野選手は代表、柏木選手も昔から知っている、みんな知っているのでこのチームで試合するのが楽しみ、早く試合がしたい。



(c)REDS PRESS