12月21日(日)に岐阜メモリアルセンター長良川競技場で行われた柏木陽介さんの引退試合「仲間に感謝、岐阜から未来を」。
そこかしこに柏木陽介がFC岐阜のクラブスタッフや選手、ファン・サポーターに、スタジアムの熱さを伝えたい、観せたい、そして次は、みんな一丸となって、FC岐阜の公式戦で実現させようという強い気持ちが感じられた。
彼は興梠慎三引退試合が終わったあと、「岐阜でやるからには、岐阜らしく。こじんまりとやれたら良いなと思っている」と話していたが、“こじんまり”だなんて、謙遜だ。
場内アナウンスの一部を陽介自身が務めたり、スタジアムグルメを挙げても、普段よりも出店数が多く、馴染みのお店から普段出店していないキッチンカーも並んでいたという。
また、セレモニーでの映像もだが、ABEMAの配信にも、妻・佐藤渚フリーアナウンサーが登場し、家族だから知る陽介や仲間の横顔を紹介する“渚メモ”が面白いと好評だった。
あいにくの雨でピッチで披露出来なかったが、プロ野球・中日ドラゴンズのマスコット『ドアラ』を迎えてのFC岐阜のマスコット『ギッフィー』とのPK対決やポケモンのピカチュウ・エースバーン・ホゲータが参加したり、協賛企業ブースも盛り上がっていた。
スタジアム内では、鈴木啓太さん・内田篤人さん・山田直輝さんの3名が登場したトークショーや、前座試合として菊池大介や岡本拓也らが参加したスペシャルマッチを組み、FC岐阜スクール生の子供たちがピッチに立った。SPマッチには、途中から森脇良太さんも加わって、子供たちは一生懸命にボールを追った。
ボランティアスタッフの皆さんの丁寧さ、クラブスタッフの奮闘ぶり、と多くの人が、“柏木陽介のために”動く姿を目撃した。この矢印が、“FC岐阜のために”と向いて、よりパワーアップすることが出来れば、柏木さんが、岐阜でこの試合を開催した意味に繋がるだろう。
・・・・・・
会員登録はこちら" />