画像提供：西芳照シェフ

過去、浦和レッズの国際試合には、必ず、美味い飯があった。

日本代表や、パリ五輪のなでしこジャパンの専属シェフとしても知られる西芳照さん。今年9月には、福島・浪江町にある『道の駅なみえ』の総料理長に就任した。現在、三菱重工浦和レッズレディースが挑むAFC女子チャンピオンズリーグのグループステージ・ベトナム遠征に帯同し、日々、食でレッズレディースを支えてくれている。

楠瀬直木監督は「今回、クラブが取り計らってくれて、西シェフを帯同して頂けて、みんな、食事が楽しくて、食べ過ぎちゃうぐらい。食事に何のストレスもなく、逆に食の時間が楽しみになるぐらいの」と表情を緩める。

そして、それは、楠瀬監督の中で「大事なんだなぁ」と発見だったという。「僕は結構、郷に従え、というほうだったんですけど、こればかりは、やはり、かえがたいな、と。そうやってくれたクラブにも、西シェフにも感謝」と口にした。

楠瀬監督の楽しみとは。「毎日、（ベトナム料理の）フォーが出るんですけど、それが、毎日、味が違って。そして、西さんのパスタは美味しいし、試合後には、みんなが待ちに待ったカレーだったので……」とメニューを次々に挙げると、画面越しに羨ましさが伝わったか「申し訳ないですね……。美味しく頂いています」と楠瀬スマイルを見せた。

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