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ハートビートレッズ×PRESS

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ハードワークな監督業、ミハイロ ペトロヴィッチ監督

FM NACK5で毎週月曜日〜木曜日6:00〜9:00『Good Luck! Morning!』のコーナーで、浦和レッズのちょっといい話をお届けしている「ハートビートレッズ」(8:26頃放送)。今週放送した中から、厳選した1本をレッズプレスにて掲載します。


明治安田生命J1リーグのホーム開幕戦となったセレッソ大阪戦は3-1で勝ちました。およそ2週間におよぶ公式戦5連戦は、3勝2敗で勝ち越すことできました。選手としては、5戦全勝が最高の結果でしょうが、そう簡単にいかないのが、サッカーの世界。

特に、今回はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージの初戦でオーストラリアまで遠征し、その移動距離は往復で1万4000キロ。飛行時間は20時間近く、疲れは相当なもの。また慣れない環境で戦って、しっかりと勝って帰るのですから、これだけでも頭が下がります。

さらに中2日、3日の日程で試合がありますから、疲れがたまったり、ケガをしたり、こういうアクシデントは仕方がないことです。戦う選手も大変ですが、忘れてはならないのは、帯同するチームスタッフやミハイロ ペトロヴィッチ監督も同じだということです。


監督は、選手のコンディションを見ながら、次はどの選手を起用するか。頭をひねり、時に練習で選手を叱り、鼓舞します。また次の試合に向け、相手チームの映像を分析しながら、かつ毎週の海外のサッカーも見ます。そして、浦和レッズの試合がどのように報じられているか。杉浦大輔コーチの通訳の下、新聞をくまなくチェックするのも仕事です。その間には、サポーターからのプレッシャーも感じるでしょう。

だいぶ腰の具合は良くなりましたが、還暦間近の監督には、相当キツいはずです。あるスタッフは「あれだけの日程を戦う選手たちもすごいけれど、ミシャはもっとすごいですよ」と、そう言います。よく、ミシャはハードワークと言いますが、監督は、選手以上にハードワークを求められる職業なのです。
2017年3月6日放送(佐藤亮太)



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