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ハートビートレッズ×PRESS

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高橋峻希、結果を残して浦和に戻る

チームは、選手ひとりひとりの集合体ですが、時に強烈な個性がチームを引っ張ることがあります。以前で言えば、田中マルクス闘莉王。今では槙野智章が、そのような存在となっています。

彼らのように、日ごろの発言やゲームで結果を残すことで主張する場合もありますが、その一方で、何も言わないけれども、プレーで引っ張る選手もいます。今の浦和で言うならば阿部勇樹が当てはまります。そして、今シーズンはJ2のジェフ千葉へ期限移籍中の高橋峻希も、その1人です。


「峻希の持ち味は最後まで走り切るところ」。そう話すのは、Jリーグはもちろん、日本サッカーを40年以上、ファインダー越しに見続けるカメラマンの今井恭司さんです。主に千葉を見る今井さんですが、浦和のゲームを写真に収めるため、埼玉スタジアムにも訪れます。

今井さんは峻希について、「峻希の最後まで走り切るプレーは、ゴール裏のサポーターだけでなく、ピッチで戦うチームメイトにも良い影響を与えている」と話します。そのせいでしょうか、現在、千葉は3勝3分け1敗・勝点12の3位。戦力で言えば、千葉はJ2では群を抜いていますが、これまでは不安定な戦いが続き、J1復帰を果たしていません。その千葉に足りなかったものが「最後まで走り切るプレー」。つまり、峻希のプレーなのです。


その峻希は、鈴木淳監督に信頼を得て、開幕から5試合連続 先発フル出場しました。しかし、今は筋肉系のケガをしてしまい、リハビリ中です。ケガ自体は、それほど大きなものではありませんが、回復までに多少時間がかかりそうです。

「これから」という時のケガですが、再びレギュラーとして戻ってくるはずです。その理由を今井さんは「今の峻希の原動力は、結果を残して浦和に戻ること。そのための努力を怠っていない」と話します。

今井さんが語ったように、浦和復帰に向け、黙々とプレーを続け、チームに良い影響を与える選手となった高橋峻希。まずは1日も早いケガからの復帰を願います。
2013/04/11放送(佐藤)

FM NACK5で毎週月曜日〜木曜日6:00〜9:00放送中の『WARMING−UP MUSIC』のコーナーで、浦和レッズのちょっといい話をお届けしている「ハートビートレッズ」(8:26頃放送、提供「埼玉県三菱自動車販売店連合会」)今週放送した中から、厳選した1本をREDS PRESSにて掲載します。



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