7月28日(火)、浦和レッズは、“対話”を1つのキーワードに『浦和レッズ Talk on Together 2026/27』を開催した。
堀之内聖スポーツダイレクターによる強化方針や選考過程の開示などが熱を帯びたのはポジティブに捉えたいが、パネリストの永井雄一郎さんとのトークの時間や、何よりも会場に詰めかけたREX CLUB会員からの直接の質疑応答の時間が十分に取られない面を思うと、双方向の開かれたコミュニケーションの場としては満点と言えない。だが、コロナ禍などを理由に開催されずにきた過去を考えると、新たな一歩と言えるだろう。
終演後、清水稔代表取締役社長が報道陣の取材に応じた。
清水代表が、公の場でサポーターの前に立ったのは、2024年2月の、浦和レッズサポーターによる試合運営管理規程違反事案に関する『浦和レッズ第三者委員会公開シンポジウム』以来と言える。自身も、そう振り返っていた。当時は取締役副社長(コンプライアンス担当役員)として登壇し、発生事案について語っていた。
今回、社長としてマイクを握り、クラブビジョンを語った。
ファン・サポーターとの距離について、清水代表は「(今回の会で)縮まったとは思ってはいないが、我々の認識とアクションは大事かな、と。今までは、リアクションみたいなところで、自分たちが、まず、しっかりと地域と一体感を持ってやっていくという意識と主体性を持ってやっていくということが、クラブ全体としても認識しています。そういったアクションをどんどんやっていくというところを、自分たちで1つ1つやることで、地域との一体化ということが実現出来るのかな、と。基本に立ち返るというか、大事にしないと一体感は出ないんだな、と。それがチーム力、結果というところに繋がるかなと感じています」と語った。
また、堀之内SDが強い覚悟を持った様子で語る姿を見ていて、同時に、なぜ、これまで堀之内SDは固く口を閉ざしてきたのかという疑問にぶつかる。清水代表に、これまで堀之内SDが語る場を持たなかった または 持てなかった理由について尋ねると、清水代表は「もう、そこはクラブとして、大いに反省しているところです。彼自身は、しっかりと考え方を持って、我々とも、日々、対話をしております。それを、皆様にご披露する場がなかった。こういった場を設定出来なかったクラブの責任も大いにあると思っています。過去にも、皆さんに堀之内さんの顔がなかなか見えないというところもありましたので、きょうは、非常に良いキッカケになったですし、クラブとしても、やはりスポーツディレクターの考え方を全面に出していくことは意図的にも行いたいなと思っております」と答えた。
・・・・・・
★
ログイン・会員登録はコチラからすべての記事をご覧いただくには、会員登録が必要です。
※既に会員登録済みの場合、ログインを行うことで閲覧可能となります。