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REDSPRESS EYES|[レッス?レテ?ィース]ビズリーチ&三菱重工浦和レッズレディース キャリア形成を考える|レッズプレス!!

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[レッス?レテ?ィース]ビズリーチ&三菱重工浦和レッズレディース キャリア形成を考える


(有賀久子)



[レッス?レテ?ィース]ビズリーチ&三菱重工浦和レッズレディース キャリア形成を考える

2022年シーズンから、浦和レッズのオフィシャルパートナーを務める株式会社ビズリーチ[所在地:東京都渋谷区/創業:2009年4月/代表取締役社長:酒井哲也]は、これまでにオフィシャルHR(ヒューマンリソース)パートナーとして、プロフェッショナル人材の採用支援や、公式戦前に浦和レッズOBの鈴木啓太らを招いて、“キャリアの転機”をテーマにしたトークショーの実施を重ねるなど、クラブとの連係を図ってきた。

その1つに、株式会社ビズリーチのサステナビリティプログラム『みらい投資プロジェクト』がある。

2022年2月に始動した同社初のSDGs達成に向けたサステナビリティプログラム『みらい投資プロジェクト』には、“未来のプロ人材を育てる/未来の新産業を創る/未来の環境を守る”を重点項目と設定し、社会の課題解決を通じてより良い未来の実現を目指す、という狙いがある。関わる人材側にとっても、活躍の場を数多く生み出し、選択肢と可能性を広げられる、そんな社会の実現に寄与するものだ。

過去に、中高生向けキャリア教育イベントとして、サイバーセキュリティーやAIに関わる仕事の学びの機会を設けたり、中高生向けキャリア教育支援ツールの開発など、さまざまな取り組みを行なってきた。

浦和レッズとは、2023年に浦和レッズユースに所属する高校生36名に向けて、プロサッカー選手引退後のキャリアを考えるイベントを開催。ユース出身OB・永田拓也さんが登壇して“プロフェッショナル”をテーマにした講演や『お仕事インタビューシート』に沿って、キャリアの選択肢を知る機会を設けた。

また、三菱重工浦和レッズレディースとは、2024年にALL WE ACTION DAYの取り組みとして、“自分の未来について考える”と題したワークショップを開催。自分の未来やキャリア構築への意識を高める機会となった。この時は、参加した26名の選手が、5グループに分かれ、“10年後の未来を想像する”をテーマにグループディスカッション。未来を考え、今、自分たちは今後、どう過ごしていくかを意識した。


4月8日(水)、2度目となるレッズレディースとのコラボレーションが実現。今回は、東京都渋谷区にある株式会社ビズリーチを訪問し、チームを代表して、丹野凜々香、榊原琴乃、平川陽菜の3名が参加した。

まず、同社執行役員・人事本部本部長を務める伊藤綾さんから、キャリア形成に関する講義を受けた。



大学卒業後、自身の“好き”を仕事にした伊藤さんが感じたこと、転身や役割の変化を経ての気づき、過去の経験という“点”が“線”になっていく様、そして知らない仕事に就くことは出来ないことなどを選手たちへ語りかけた。

伊藤さんは、アスリートの引退後のキャリア形成にも、今から多くの選択肢に触れていくことが大切だと話し、今、感じていることとして『自分のミッションを楽しみ、全うする』『その中で過去の経験がつながる瞬間がたくさん』とメッセージを送った。



続いて、“価値観・ポータブルスキル”に注目したキャリア形成のワークショップを通じて、4名1テーブル、2テーブルに分かれ、同社の同世代の女性社員との交流を深めた。



中でも、ライフチャートの作成は興味深かった。シートに、自由に幸福度の浮き沈みと、その出来事などを記入していく。完成した『幸福度モチベーショングラフ』は、1人1人、テーブル内で発表し合った。

平川は「今までの自分をグラフで書いた時に、あまり下がるところがなかった」と自己分析し、「自分的にはいつもポジティブにやっているのかなと思いました」と話した。



丹野は、高校1年生の時に経験した膝の怪我に触れたり、トップチームへの昇格の喜び、試合に出られない悩み、チームの監督交代によって出場機会を得たことなどを挙げ、プロ契約へのキャリアの変化などを書きこんでいった。



兄がJリーガーである榊原は、兄をキッカケにサッカーを始め、そこまでモチベーション高く取り組んでいなかったが、中学にあがる前にエリートプログラムに呼ばれたことで「なでしこジャパンを目指そう」と目標が定まったと振り返る。ただ、学生時代には、チームメートが代表に選ばれるようになって落ちこみもあったという。榊原は、身振り手振りを入れながら、人を惹きつけるトークを披露した。

キャリア形成において、自分を知ること、自分の強みを言語化することは、とても大切である。この度のワークショップを前に、レッス?レテ?ィースでは『女子サッカー選手のキャリアに関するアンケート』を実施。日本人選手28名が回答した。

“自分の強みの言語化に難しさを感じる”という項目では、「非常に感じる」「やや感じる」の合計が89%だった。そして、引退後のキャリア不安も28名中、16名が不安として回答していた。

もちろん、引退後のキャリアに具体的なイメージを持つ選手もいたが、体育教師や指導者など、業種の幅は狭い印象が残る。今回のような同世代との異業種交流を通じて、“仕事を知る”ことへの興味がわいたのならば、3選手にとって、とても有意義な時間になったと言える。

WEリーガーになった彼女たちのキャリアは、たくさんの強みがある。そこに個性や興味が加わり、それぞれの人生が築かれていく。可能性は、これからも、いくらでも大きく広げられるだろう。変化を恐れないこと、変化を楽しむことを、WEリーガーたちに感じてもらいたいと、本イベントを通じて思った。


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