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REDSPRESS EYES|興梠&宇賀神、思いがけない応援の嬉しさ、とは|レッズプレス!!

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興梠&宇賀神、思いがけない応援の嬉しさ、とは

(有賀久子)



興梠&宇賀神、思いがけない応援の嬉しさ、とは


この日の埼玉スタジアム2〇〇2には、あちらこちらに興梠慎三と宇賀神友弥を思う気持ちが形となって表れていた。

その中のひとつ。一番近い住宅と言えるだろうか。車窓から目に飛びこんできた背番号30と3のユニフォーム。もちろん、この日の主役、興梠慎三と宇賀神友弥、2人を意味している。当人でもないのに、たまらなく嬉しかった。



そこで試合後に行われた2人の記者会見の中で、2人にとっての、“思いがけない応援で嬉しかったエピソード”を尋ねた。記憶を辿る作業で、少し困らせてしまうかと思いきや、興梠からすぐに答えが返ってきた。

「僕が、鹿島から浦和レッズに来た年ですかね。鹿島・アウェイでの試合の時に、サポーターの皆さんが、自分のチャントを歌いながら、スタジアムに入っていくシーンをYouTubeで見て、それはものすごく鳥肌が立ちました。嬉しかったです」。



宇賀神は「引退発表してから、SNSとかで、いろいろな人からコメントを頂きますけど、“宇賀神選手をキッカケに浦和レッズを好きになりました”とか、“あなたが浦和レッズを愛しているように、あなたがキッカケで、浦和レッズを愛することになりました”みたいな、そういう熱いコメントをたくさん頂きました。“あ、自分が、そういう人たちの力になれたんだな”と思い、嬉しかったです」と振り返った。

ちなみに。あのベランダに掲げられていた2つのユニフォーム。宇賀神は選手バスの車窓から見えたという。「気がつきました」と笑顔を見せた。

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