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REDSPRESS EYES|懐かしい記憶がよみがえる、カルビのせキムチ炒飯とホルモン…埼スタフード|レッズプレス!!

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懐かしい記憶がよみがえる、カルビのせキムチ炒飯とホルモン…埼スタフード

今回は、編集者のオオニシトオルさんに、埼玉スタジアム2◯◯2のスタジアムグルメについて、リポートしていただきました。




「肉、行くぞ」「周りをよく見ろ」「苦しゅうない」

浦和レッズの初代監督やGMとしてクラブを支えた森孝慈さんをしのび、今年も「REDS BAR 森酒場」が埼玉スタジアムの南広場に開店しました。森さんが好きだった味を忠実に再現する毎年恒例の企画です!

7月31日、南広場に設置されたパネルには「肉、行くぞ」「周りをよく見ろ」「苦しゅうない」といった森さんの名セリフが記されています。テントの中を覗いてみると、三菱重工サッカー部の選手時代に胴上げされている写真や、駒場スタジアムでステージ優勝を果たした時にトロフィーを掲げている写真が飾られていました。


鉄板で豪快に炒めるカルビ、タン、ホルモン

ブースの中では、ねじり鉢巻きをした森酒場のスタッフが、鉄板の上で大きな「タン」を豪快に炒めていました。真横にある別の鉄板では「ホルモン」を手際よくかき混ぜています。どれにしようか迷った揚げ句、かなりおなかがすいていたので、「カルビのせキムチ炒飯」と「ホルモン」の2品を注文してみました。

早速、「カルビのせキムチ炒飯」をひと口食べてみました。白菜のキムチが程良く辛くて、上に乗ったカルビは柔らかく、食べごたえのある一品でした。ホルモンは甘めの味噌味で、柔らかい部分とコリコリした部分の2つの食感を楽しめます。森さんが好きだった味で空腹が満たされて幸せな気分になりました。


「ホルモンを食べつつ、ぐびっとビールで流し込むのは幸せ」


森酒場に並んでいたサポーターにも話を聞いてみました。スタジアムには年に13〜14回来ているという男性は、「REX CLUBのメールで『森酒場』が紹介されていたので来てみました。森さんは自分よりも少し上の年齢で、1968年のメキシコオリンピックで活躍していましたし、クレバーなMFという印象が強い憧れの選手の一人です。レッズの初代監督も務めていたので、親しみを感じる方でした」と森さんの印象を話してくれました。

ホルモンとビールの感想について聞いてみると、「なかなかいい組み合わせでおいしいですよ、自分のおなか回りもぷるんとしてるんですけど、ホルモンのぷるんとした食感が何とも言えないです。これを食べつつの、ぐびっとビールで流し込むのは最高に幸せですね」と笑みを浮かべていました。


「歴史があるから今がある。あの喜びは他にはない」

続いて、森酒場で昔の写真を見ていたサポーターにも声を掛けてみました。「森酒場はこの時期の風物詩ですよね。毎年、ここで焼肉を食べています。Jリーグ開幕の時は小学6年生で、三菱が好きだった親父に連れられてよく駒場に行っていました。森さんは、その時の監督だったというのをうっすらと覚えています」

テント内に飾られている写真の印象について聞いてみると、「懐かしいですよね、昔のユニフォームやエンブレムも。歴史があるから今がある、と感じます。(当時は)たまに勝った時に優勝したみたいにうれしくて、あの喜びは他にはないですよね」とJリーグ開幕当時の思い出を教えてくれました。

試合が終わると、ちょうど太陽が沈む頃でした。もう一度、南広場に行ってみると、森酒場の周りには試合の余韻に浸る大勢のサポーターが集まっています。天国にいる森さんに見守られながら、仲間たちと楽しく語り合える場所があるのは、幸せなことですよね。

MEMO
「REDS BAR 森酒場」
・場所:南広場
・カルビのせキムチ炒飯(900円)


オオニシトオル(編集者)
Twitter https://twitter.com/OnishiToru


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