(有賀久子)
きょう17時にAWCL第2戦・台中戦!伊藤美紀、大量得点の背景にあった意識を話す
17対0の大勝から、中2日の戦い。きょう10月9日(水)、三菱重工浦和レッズレディースは、日本時間17時キックオフ、AFC女子チャンピオンズリーグ・グループステージ第2戦・台中戦を迎える。セントラル開催。
第1戦のオディシャ戦は、直前のスコールで、ピッチコンディションが変わる中、開始5分、遠藤優のフリーランニングが生きた好機で先制すると、塩越柚歩がハットトリックを決めるなど、前半だけで8対0。大きくリードする。攻撃で主導権を握り、ハーフコートゲームを展開した。
この日は、もう1人、ハットトリックが生まれた。伊藤美紀は、前半は攻撃を演出し、後半は自身のゴールラッシュ、塩越を上回る4ゴールをあげた。この後半は、途中出場の若手選手も活躍し、結果、緊張ともなう初戦を17対0で大勝した。
伊藤は、試合の翌日、ベトナムの地からオンライン会見にリラックスした表情で臨んだ。
印象的だったレッズレディースの攻撃力について。“点を重ねても、絶対に攻撃をし続けることは考えていたことなのか”と尋ねると、伊藤は「それは、ずっと考えていました。練習で、ゴール前の崩しのところをすごく練習していたので、それを、みんなで出そうと意識していました」と話す。
伊藤の言葉通り、初戦のレッズレディースからは、積み重ねた攻撃力がうかがえた。この試合のように、対戦相手との力の差が大きく、大量得点になると、多少、ピッチから“ゆるさ”が伝わることもあるが、レッズレディースからは、それが全く感じなかった。攻撃パターンも異なれば、得点者も次々に変わる。決して雑にならず、常に丁寧に戦っていた。
対応力もあった。伊藤は「芝生の長さとか、日本とあまり変わりはなかったんですけど、試合が始まる時にスコールがあったので、その分、土の部分がちょっと柔らかくて、足をとられる場面があったり、とか。特にコーナー付近の、角の方に行くと、よりそういう風に感じました」と振り返る。そうしたアジアの地でのタフな戦いを、しっかりと乗り越えての大勝だった。
初戦を17対0で勝利したからといって、第2戦にアドバンテージがあるわけではない。新しい相手と、0対0からの戦いになる。改めて。きょう10月9日(水)、AFC女子チャンピオンズリーグ・グループステージ第2戦・台中戦[日本時間17時キックオフ]にご注目を。
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