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試合レポート|2016プレナスなでしこリーグ1部レギュラーシリーズ第9節・ジェフユナイテッド市原・千葉レディース戦=監督&選手コメント|レッズプレス!!

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2016プレナスなでしこリーグ1部レギュラーシリーズ第9節・ジェフユナイテッド市原・千葉レディース戦=監督&選手コメント

《吉田靖監督》
危機的状況であり、選手たちに余裕もないため、できるだけハッキリとしたサッカーをしてあげた方が分かりやすいと思っている。ボールをつなぐのが難しい時には大きく蹴り出し、余裕がある時にはしっかりとボールを動かすという点を指示していた。

(球際、セカンドボールに対しては)だいぶ良くなってきた。連敗中はいろいろなことを考えてしまい、体が動かないこともあったかもしれない。でも、だいぶ良くなってきた。

(高畑志帆のアクシデントについて)僕が監督になってから、今まで1度も彼女を代えたことがなかったが、一番声を出せて、ディフェンスラインを統率する選手だったので、きょうは不安だった。だが、みんながその危機的状況を理解し、みんなでやれることは出来た。

中盤で良いボールの奪い方ができれば、ある程度、チャンスを作ることができた。ただ、そこから点を取ったかといえば、ゼロ。もっと精度を上げていかなければいけない。(菅澤優衣香は)要注意選手だった。誰がマークにつくかを決めたわけではないが、マンマーク。誰かが菅澤を見て、MFも出来るだけプレスバックするようにとミーティングで言っていた。

(キャプテンは)基本的には(後藤三知がベンチの場合は)高畑志帆がキャプテンマークを付けていたが、柴田も献身的にやっていたので、キャプテンとした。高畑は頭を打ち、病院でCTをとり、頭部打撲の診断だが、頭は生命に関わるところなので、無理はさせられない。自宅で静養させた。

(柴田も左脇腹を強打したが)代えようかなと思ったが、どうだ?と言ったら大丈夫、やりますということで。彼女は、そういうところが強い。柴田は良いプレーをしてくれていた。

(左足首の負傷から復帰の猶本光は)ゲームの中心選手なので、ピッチにいる、いないでは内容が違ってくる。まだ完全ではない。足首が痛く、かばいながらのプレー。本当は起用しない方が良いのかもしれないが、こういう状況なので「出来るならば、やってくれ」と言い、彼女も「やりたい」ということで使った。「痛かったら言ってくれ」とは伝えていた。

(塩越柚歩は)もともと能力はある選手。経験を積めば、もっと良い選手になれる。細かいことを言ったら、もっとやれることがある。そこをつめないと。だが、きょうはトータル的には良かった。

(1−0になってからの策は)最初から頭に入れていた。後半の半ばを過ぎて1−0ならば、守る。(前節から)2つ勝っても、最下位に変わりはない。まだ崖っぷち。負けたら終わりのトーナメントの気持ちでやる。

《柴田華絵》
相手は大きく蹴ってくるので、裏を取られないという点を意識していた。こぼれ球を拾う部分もチームでやろうと、みんなで意識してやっていた。チャンスはクロスボールから良いところまではあるが、あそこで点に出来れば。(強打したのは)左脇腹。どんな形で打ったかは分からない。あそこで交代しなくて良かった。

(キャプテンマークを巻いて意識したことは)(高畑)志帆さんがいつも一生懸命に声を出してくれている中で、自分に出来ることをやろうと思っていたので、いつも通りにピッチで走り回るというか、そういうところで存在感を出せれば良いと思っていた。監督からはミーティングが終わった後に、きょうのキャプテンは華だと言われた、みんながフォローしてくれたというか、みんなで戦ったので、気負いはなかった。

(左CKは)入り方が良かったというか、たまたまボールが流れてきたので、一生懸命に足を伸ばした。結構速いボールで、当てるだけで良いシュートを打てた。GKの動きまでは見ることができていなかったが、相手が2、3人いて、とにかく当てるんだと思って打った。

(1−0になってからは)勝ちたいという気持ちで、最後まで走った。INACの時は守りきれずに、その後に失点も続いたので、守りきれるようになったのは良かったかなと思う。

《筏井りさ》
ボランチのポジションに慣れずにいたが、何試合かを経験し、きょうは自信を持って出来た。相手の特長として(菅澤優衣香の名前は)ミーティングでも挙がっていた。センターバックがマンマークでやってくれていたので、ボランチの私が頑張ったことは少なく、助かった。

相手のトップに入って攻撃の起点になることが分かっていたので、中盤のこぼれ球の拾い合いや球ぎわの激しさでは絶対に負けないと思っていた。中盤でセカンドボールを拾えたし、球ぎわでもマイボールになることが多く、そこで浦和のリズムになった。

ただ、浦和はもう少しボールをつなげるチームだと思っている。自分がまだ良い判断が出来ていないことが課題。簡単にやることは出来ているが、もっと良い攻撃をするためには簡単なプレーだけではなく、すき間すき間を見て判断できれば、もっと良くなる。

《北川ひかる》
実は、あのセットプレーは(筏井)りささんに頼もうと思っていたが、ウォーミングアップ中に良いボールを蹴ることができていたので、これは蹴ろうと思ってセットした。良いところにボールが飛んでいき、蹴って良かったと思う。フリーだった華さんを狙えて良かった。

きょうは、自分たちのサッカーができた時間帯があったと思うし、プレスの面でも連携が取れていた。相手FWに強い選手がいても、そこに負けていなかったと思うので良かった。前半で点を取りたかったが、前回の試合も後半でしっかりと点を取ることができていたので、焦らずにプレーできていた。

(前線に顔を出したのは)流れでのプレーだが、(サイドバックとして)自分は後ろに固定しているような選手ではないと思っているので、上がれるならば、積極的に上がるということを考えている。あの場面は上がって良かった。相手も前にいなかったし、決めたかったが。GKをビビらす意味では良かったかな。

点が入ってからすごく時間が長く感じた。(自分のところでボールを)取られてしまった時には、ここで負けたくはないと思って、全力で帰った。本当に2連勝は嬉しい。次も勝ちたい。ここから波に乗っていきたい。どんな相手でも関係ないと思っているし、しっかりと対策し、勝ちたい。

《塩越柚歩》
自分の特長を生かそうと思って、思いきり攻撃参加が出来た。自分は守備よりも攻撃。それが出せた。ボールの左右の動かし方はきょうスムーズに出来ていて、その中で両サイドバックが上がるというチームの狙いが良くできたと思う。攻撃に力をかけている分、守備の枚数は少ないので、自分もリスクマネジメントをしっかりとしなくてはいけないが、GKとセンターバックが体を張って守ってくれた。(北川)ひかるも、左から果敢に攻めてくれて、守備も攻撃も貢献してくれる。同い年だが、頼りになる選手。両サイドバックの攻撃でチームの良い形を作れるならば、これからもっとやっていきたい。

《乗松瑠華》
船さん(長船加奈)と組むのは初めてだったので緊張感はあったが、いつも近くでプレーしているし、柚歩ともサイドハーフとサイドバックとの関係でプレーしていたので周りの連携もうまくとれていたし、大きなピンチもなく、良かった。(有賀久子)


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