(有賀久子)

楠瀬直木監督、大事な試合は続く

まず、はじめに、今回、きのうの会見でも言ったが、一度は中止となった決勝。WEリーグや日本サッカー協会など、来て頂いた仁川現代製鉄レット?エンシ?ェルス?のチームにも感謝する。また、それを実現して下さった浦和レッズもそうだし、さいたま市や駒場競技場の皆さま、特に今日の駒場、グラウンドは非常にやりやすい、きれいな芝だった。そういう方々のご尽力に感謝している。
そういう方の力がなければ、プレ大会とはいえ、歴史的な、女子サッカーのクラブ間の大会が実現しなかったと思う。感謝すると共に、この試合をできたことを誇りに思う。

試合は2対1と、ウチもチャンスがあったが、前半、先制点をとられたように、1つ、スキを見せると仕留めてくる、仁川のチーム、韓国のチームの底力を垣間見た。もっと、いろいろチャレンジしたかったが、最後の最後まで気の抜けないゲームができて、結果は良かった。

また優勝できたことに関してはホッとしているが、まだまだお互いリーグが続いているし、ウチも大事な試合が続く。浮かれることなく、また次に向かっていきたい。今日はたぶん、見ていた他のチームの選手たちも『出たいな』と絶対に思ったと思うので、また、アジアの大会の出場権をかけて、厳しい戦いが、激しい戦いが、良い戦いが続いて、レベルが上がることを期待したい。

Q:試合への手応えや、選手たちへの評価は
A:今日は先発で、長嶋(玲奈)がセンターバックに入って。怪我あがりだったんで、チームとして緩めないことを徹底してきたが、一瞬のスキで失点してしまった。そこで、最近、クリーンシートが続いていて、ここでバタバタしちゃうかなと正直、思った。ちょっと前に早いな、早く取り返したいなというのが、かなりプレーに出ている感じはあったので、縦に早いプレーをすると、韓国のチームにしたら、もってこいだったと思う。ウチはそこも狙うが、しっかりとボールを動かして、自分たちのリズムを大事にしていこうというのを実践してくれた。後半、角田楓佳を入れて、そういうところを、また意識させた。だいたい、清家(貴子)からの攻撃が目立つが、逆サイドで作って、最後に清家が仕留めるという形も出た。ただ、そこで2本、3本あったのを仕留められなかったのは課題なので、そこは改善していきたい。

Q:今日は、平日夜の試合にもかかわらず、5271人もの来場者があったが。
A:金曜日の18時キックオフで、『19時だったらな』という声も聞いていたが、こんなに集まっていただいた。
私もレッズに来て、まさか、女子でACLが実現できるとは思わなかったので、レッズは、ACLというものにかなりこだわりを持っていることもあって、こんなに大勢のサポーターが来て下さった。また、そんなに大きな大会だったら、と遠くから来てくれた方もいると思う。
ただ、これがもう少し早く告知できたら、とか、韓国でもこういう試合ができたら盛り上がったと思う。先日、ユーロの女子チャンピオンズリーグの試合を見たが、やはりそういうところとの差はある。
そこと肩を並べるには、AFCをはじめ、アジアの各国が努力していかないと、ちょっと水をあけられた感じがする。今日来て頂いたことは本当にありがたいが、まだまだこれからだと思う。



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AWCC決勝・仁川現代製鉄レッドエンジェルズ戦=監督コメント

(有賀久子)

楠瀬直木監督、大事な試合は続く

まず、はじめに、今回、きのうの会見でも言ったが、一度は中止となった決勝。WEリーグや日本サッカー協会など、来て頂いた仁川現代製鉄レット?エンシ?ェルス?のチームにも感謝する。また、それを実現して下さった浦和レッズもそうだし、さいたま市や駒場競技場の皆さま、特に今日の駒場、グラウンドは非常にやりやすい、きれいな芝だった。そういう方々のご尽力に感謝している。
そういう方の力がなければ、プレ大会とはいえ、歴史的な、女子サッカーのクラブ間の大会が実現しなかったと思う。感謝すると共に、この試合をできたことを誇りに思う。

試合は2対1と、ウチもチャンスがあったが、前半、先制点をとられたように、1つ、スキを見せると仕留めてくる、仁川のチーム、韓国のチームの底力を垣間見た。もっと、いろいろチャレンジしたかったが、最後の最後まで気の抜けないゲームができて、結果は良かった。

また優勝できたことに関してはホッとしているが、まだまだお互いリーグが続いているし、ウチも大事な試合が続く。浮かれることなく、また次に向かっていきたい。今日はたぶん、見ていた他のチームの選手たちも『出たいな』と絶対に思ったと思うので、また、アジアの大会の出場権をかけて、厳しい戦いが、激しい戦いが、良い戦いが続いて、レベルが上がることを期待したい。

Q:試合への手応えや、選手たちへの評価は
A:今日は先発で、長嶋(玲奈)がセンターバックに入って。怪我あがりだったんで、チームとして緩めないことを徹底してきたが、一瞬のスキで失点してしまった。そこで、最近、クリーンシートが続いていて、ここでバタバタしちゃうかなと正直、思った。ちょっと前に早いな、早く取り返したいなというのが、かなりプレーに出ている感じはあったので、縦に早いプレーをすると、韓国のチームにしたら、もってこいだったと思う。ウチはそこも狙うが、しっかりとボールを動かして、自分たちのリズムを大事にしていこうというのを実践してくれた。後半、角田楓佳を入れて、そういうところを、また意識させた。だいたい、清家(貴子)からの攻撃が目立つが、逆サイドで作って、最後に清家が仕留めるという形も出た。ただ、そこで2本、3本あったのを仕留められなかったのは課題なので、そこは改善していきたい。

Q:今日は、平日夜の試合にもかかわらず、5271人もの来場者があったが。
A:金曜日の18時キックオフで、『19時だったらな』という声も聞いていたが、こんなに集まっていただいた。
私もレッズに来て、まさか、女子でACLが実現できるとは思わなかったので、レッズは、ACLというものにかなりこだわりを持っていることもあって、こんなに大勢のサポーターが来て下さった。また、そんなに大きな大会だったら、と遠くから来てくれた方もいると思う。
ただ、これがもう少し早く告知できたら、とか、韓国でもこういう試合ができたら盛り上がったと思う。先日、ユーロの女子チャンピオンズリーグの試合を見たが、やはりそういうところとの差はある。
そこと肩を並べるには、AFCをはじめ、アジアの各国が努力していかないと、ちょっと水をあけられた感じがする。今日来て頂いたことは本当にありがたいが、まだまだこれからだと思う。



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