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[高円宮妃杯決勝]百武江梨監督「気持ちが前向きになった時、最強になっていくチームだった」

(有賀久子)




[高円宮妃杯決勝]百武江梨監督「気持ちが前向きになった時、最強になっていくチームだった」

高円宮妃杯 JFA 第29回全日本U-15女子サッカー選手権大会の決勝を率いたのは、浦和レッズレディースOGでもある百武江梨監督。試合後、晴れ晴れとした表情を見せていた。その理由は、選手たちの成長にあった。



「成功して嬉しい気持ちをしている選手もいれば、その裏には、試合に出られなくて悔しい思いをしている選手もいました。いろいろな気持ちを、みんなが、1つ、相手の気持ちを考えながら、チームのために、勝利のために行動するという部分が成長した大会でした。この先に、彼女たちのサッカー人生に大きく繋がる大会だったと思います。選手は、よくやってくれました」と評価する。
試合展開としては、試合をリードで進めていく中でも「押しこまれたり、受け身になってしまった部分はありました」と振り返るが、「練習したことを思いきってやってくれた結果」として胸を張り、セレッソ大阪ヤンマーカ?ールス?U-15の2トップが積極的に背後を狙ってくる策に対しては「背後にボールを配給させない、相手を後ろ向きにさせるという点を徹底することが一番の狙いでした。それが出来て点を取れた部分もありましたし、そこをちょっと出来なくて失点された部分もありました。成果と課題のある、実りのある試合だったと思います」と語った。



百武監督自身、今シーズンでラストを迎えた。「ここまで連れてきてもらって、最後、私から宿題を残した形になるのかな。次は、金メダル。来年以降、頑張って獲ってくれれば良いなと思いますし、ここまで来られたこと、私のパーセントで言ったら、本当に1%ぐらいだと思います。スタッフと選手、育成スタッフの人たちにも多く助けられたり、トップも普段からサポートしてくれているので、レディース全体で、ここまで勝ち上がってきたので、すごく感謝しています」とメッセージを残した。



最後にレッズプレス!!から、こう質問した。涙、涙の印象が強くなったが、選手たちは、どんな一面を見せてきたのか。「気持ちが前向きになった時は、最強になっていく。そういう一面があったと思います。ただ、少し受け身になってしまう時も。その両方を持っていたんですけれども、この大会では、その最強の部分を最初から出し続けてくれたと思います」と言い、笑顔を見せた。


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