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浦和レッズレディースニュース|ナイジェリア女子代表戦。猶本光が1アシスト。清家貴子が攻撃を活性化|レッズプレス!!

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ナイジェリア女子代表戦。猶本光が1アシスト。清家貴子が攻撃を活性化

(佐藤亮太)

来年の女子W杯にむけ、なでしこジャパン(日本女子代表)はノエビアスタジアム神戸でナイジェリア女子代表と対戦した。

《スタメン》
GK平尾知佳    
DF熊谷紗希・高橋はな・三宅史織
MF清水梨紗・猶本光・長野風花・杉田妃和・宮澤ひなた・北村菜々美
FW田中美南

三菱重工浦和レッズレディースからは高橋、猶本が。
浦和にゆかりのある選手として熊谷紗希、平尾知佳が揃って先発。3−4−2−1(あるいは3−4−3)の布陣でスタートした。

ナイジェリアの堅い守備に対し、なでしこジャパンはボールを動かしながら、対抗。
ある程度、ボールはつなげられるものの、アタッキングサードでの工夫がいまひとつだった。

前半唯一のチャンスは26分。右サイドにいた猶本の縦パスに田中美南が走り込み、GKと1対1となり、決定的なシーンを作ったが阻まれた。
攻めきれなかった分、守備では安定。しかし前半アディショナルタイム、ナイジェリアのフリーキックのチャンス。
DFプラムプトルの放ったシュートはクロスバー直撃とヒヤリとする場面があり、0−0で折り返した。

後半になり、池田太監督が動いた。
長野→林穂之花
熊谷→南萌華
清水→清家貴子と一気に交代し攻撃の活性化を図った。

そのなか右サイドで起用された清家が得意のドリブルを生かし、再三、ナイジェリア陣内深く進入しチャンスを演出。
61分にはロングシュートを放ち、相手GKを慌てされた。

そして迎えた64分。なでしこジャパン、フリーキックのチャンス。
キッカー猶本が放ったボールを田中が胸トラップでコントロールし、右足でシュート。これが決まり、先制。

3分後の66分、ペナルティエリア内で杉田が倒され、PK。これを田中が冷静に蹴りこみ、2点目を挙げた。

その後、この夏、コスタリカで開催されたU-20女子W杯で活躍したFW浜野まいか、MF藤野あおばを投入した。

試合はなでしこジャパンが2−0でナイジェリア女子代表に勝利した。

池田太監督は「短いトレーニングのなか、3枚のDFラインを敷く取り組みをした。前半は選手たちがやり方に慣れない部分があったが、時間につれて、アグレッシブさが出て、なんとか勝つことができた」と総括した。

池田監督が話したように従来の4バックから3バックに変更しテスト。
攻撃では前半、不全気味だったものの、後半、選手交代で活性化し、2得点。
ゴールは流れではなったが、セットプレーとPKで確実に決めたことは評価できる。
一方、守備ではハイラインを維持。背後のスペースを突かれるリスクを負いながらも相手にほぼチャンスを与えなかった。新機軸となる3バックはきょうの試合に関しては及第点といえる。

なでしこジャパン、次の試合は10月9日。
MS&ADカップ2022 ニュージーランド女子代表と長野Uスタジアムで対戦。キックオフは14時55分に予定されている。・・・・・・


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