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浦和レッズレディースニュース|なでしこジャパン合宿中の菅澤優衣香「感謝をプレーで伝える」|レッズプレス!!

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なでしこジャパン合宿中の菅澤優衣香「感謝をプレーで伝える」

(石田達也)


サッカー日本女子代表、なでしこジャパンは東京五輪に向けて5月11日(火)〜17日(月)の期間、福島県のJヴィレッジで合宿を実施している。

16日(日)、いわきFC U-18とトレーニングマッチ(2−4)後に、ビデオ会議システムZOOMを使って菅澤優衣香と記者を結びオンライン会見が行われた。

この日の1本目でゴールを決めた菅澤は「ディフェンスラインとの駆け引きでタイミングよく抜け出した。良いボールが来たので落ち着いて(胸)トラップをして上手く決められた」と得意な形でゴールを奪った。

東京五輪を7月に控え、体格やスピード差のある海外勢を想定し、男子チームを相手にトレーニングを積んできた。「コンディションは上がってきている。体格の良い、いわきFCの選手と対戦して、体を入れてボールを収めることができた。海外の選手相手でも通用する体に戻ってきた」とフィジカル面での手応えを話した。

昨シーズンは、なでしこリーグの最優秀選手賞、得点王、ベストイレブンにも選出され、今や日本女子代表の中心であり替えの利かないエースでもある。日本初の女性プロサッカーリーグ・WEリーグが今秋9月から本格スタート。前段階としてプレシーズンマッチが各地で行われているが「(代表合宿で)シュートへの意識というのは高まった。チームに戻っても点を取ることをやりながら、守備でも前線から行くことで二次攻撃のチャンスになるのでやっていきたい」(菅澤)とチームへの還元を口にする。


また、菅澤は五輪に向けて1つの思いを抱いていた。「プロではない。会社との契約がもう1年残っている。今年の五輪を見据えてのことで、お世話になった会社から五輪選手が出場するということ、プレーで感謝や恩返しをして活躍した姿を会社の人に見てもらいたい。女子サッカーに興味を持ってくれる人を増やしたい」と語った。

この決断に迷いはなく、晴れの舞台に立ち感謝の気持ちをプレーで伝えていく構えだ。

そして「相手がどう動くか、攻撃でもどう展開するのかを予測して、最終的には自分がシュートを決めるプレーができたらいいと思う」。なでしこのエースは五輪本番に向けて自分の技術をさらに磨き上げる。


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