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コラム

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楽しむことから始まる

多角的な視点で浦和レッズレディースに迫る「LADIESコラム」。今回は、クラブのOGで、現在はフットサルチーム「SAICOLO」で活躍する高橋彩子さんについて、有賀久子記者が執筆しました。


2015年1月1日、浦和レッズレディースは皇后杯決勝の舞台に立つ。2009年以来の二冠のチャンス到来である。当時、安藤梢や矢野喬子、山郷のぞみ、柳田美幸 、熊谷紗季ら「なでしこジャパン」クラスの選手をそろえても届かなかった皇后杯の頂点に挑む。対戦相手は当時と同じ、日テレ・ベレーザだ。

5シーズンぶりの優勝にわいた2014年。すっかりとメンバーは様変わりし、より若い力が躍動している。その中で当時を知るキャプテンの後藤三知は、「(優勝は)歴史を作ってきてくれた先輩たちのおかげでもある」と先駆者たちの功績に触れる。そう、いまやリーグから引退した選手だけでも、軽く1チームを作ることができる。浦和レッズレディース創設から、あっという間に10年が経過した。そんな浦和レッズの赤いユニフォームに袖を通したOGたちが、今シーズンの年間優勝が決まった日の夜、一堂に会していた。

指導者の道に進んだ田代久美子に矢野。来季は東京都女子4部リーグで戦う「南葛SCウィングス」の一員として選手復帰した松田典子たちが顔をそろえた。その中に彼女の姿もあった。現在、浦和レッズレディースの背番号8と言えば、猶本光の名前がすぐに挙がるだろう。しかし、創設時からのサポーターならば、こう答えるはずだ。「高橋彩子」と。高橋は今、競技をサッカーからフットサルに変えて、関東女子フットサルリーグに属する「SAICOLO」[さいたま市]でプレーを続けている。

主将・高橋彩子さん
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